OpenOCD のビルド : Mac 編

Mac 上で homebrew を利用したビルドについて記します

環境の準備

Homebrew のインストール

適宜インストールします。(省略)

https://brew.sh/index_ja

パッケージの追加

OpenOCD のビルドに必要なライブラリ等を追加します。

brew install autoconf [email protected] automake libtool pkg-config

以下はビルド時と実行時に必要なライブラリです。

brew install hidapi libftdi libusb libusb-compat

二行に分けて書きましたが一行にまとめて実行できます。

brew install autoconf [email protected] automake hidapi libftdi libtool libusb libusb-compat pkg-config

ソースの取得

対象のデバイスに合わせて取得元は変わって来る場合があります。アーカイブファイルとして提供されているものを使う必要があるかもしれません。

git clone --recurse-submodules https://git.code.sf.net/p/openocd/code OpenOCD-SourceForge

大抵はいくつかのフォークを使い分けることになるので分かりやすいディレクトリ名を付けましょう。

ビルド

bootstrap && configure

cd OpenOCD-SourceForge
./bootstrap
./configure

ビルドに必要なライブラリ等が足りないと失敗します。

make

make -j DEFS="-DHAVE_CONFIG_H -D_FTDI_DISABLE_DEPRECATED"

deprecated のワーニングで止まってしまわないようにコマンドライン経由で make の変数に少し変更を加えています。

src の下に openocd (実行ファイル) が作成されます。

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